経営基盤の強化

企業価値向上を支える力を拡充

持続的な企業価値向上に向けて、非財務資本の拡充が不可欠です。
当社グループは、「FC加盟法人の支援」「人材の育成」「環境経営」「社会貢献」を重点テーマに、継続的な強化を進めています。

FC加盟法人の支援パートナーの成長をサポート

主な取り組みテーマ

  • 個店力強化の支援
  • FC加盟法人の人材育成支援

FC本部として当社は、東西2つの営業統括部のもと、全国12エリアの営業部に「カウンセラー」を配し、週1~2回の店舗訪問を通じて、本部方針に基づく年間計画の立案と実施をサポートしています。カウンセラーは、エリア特性を踏まえた売場づくり・店舗オペレーションの指導のほか、各店舗の成功事例を検証・標準化し、個店力の強化を進めています。また、FC加盟法人の経営者や幹部、店長などが参加する会議を定期的に開催し、当社との連携を強化しています。さらに、店舗スタッフ、店長などの店舗幹部向けの研修を実施するほか、整備士養成施設による教育やチェン内への派遣、FC加盟法人向けの人材コンサルティングを行う(株)チェングロウスを2017年2月に設立し、FC加盟法人の採用・人材育成の支援体制を拡充しました。

カウンセラー(SV)数

2017年
3月末現在
109名

FC加盟法人
店舗幹部向け研修 受講者数

2017年
3月期
700名

FC加盟法人 店舗幹部向けの主な研修メニュー

  • 店舗戦略力強化研修会
  • 店舗マネジメントサイクル研修会
  • オペレーションセミナー

FC加盟法人向け会議

会議名 内容 開催回数 開催拠点
FC経営者会議 チェン方針の徹底、
年度課題の共有など
年2回 東京
方針徹底会議 営業方針施策の共有、
商品・販促政策の徹底など
年2回 全国2拠点
(東・西)
商品政策
徹底会議
営業方針の共有、年度・商戦毎
の課題・施策の徹底など
年2回 全国6拠点
エリア会 各エリア代表のFC経営者との
意見・情報交換
3回 全国2拠点
(東・西)

人材の育成クルマのプロフェッショナルを育成

主な取り組みテーマ

  • 店舗スタッフの育成
  • キャリア開発支援
  • 働きやすい職場環境の実現
  • 女性活躍の推進

当社は、主に店舗スタッフを対象にしたeラーニングに加え、数多くの階層別教育・研修体系を構築・運用しています。また、グループ内資格や自動車整備士などの公的資格の取得を評価に結びつけ、スタッフの知識と技能、意欲を高めることで、店舗のサービス品質の向上を図っています。当社グループ社員のキャリア開発では、数年ごとのジョブローテーションを実施するほか、キャリア階層別研修などを通じて、社員一人ひとりが志向性・適正を把握し、自発的なキャリア形成ができる環境を整備しています。
社員が働きやすい職場環境の整備の一環として、社長をトップとする「健康増進協議会」と実行組織の「健康管理室」が中心となり、社員の健康増進を図る取り組みを進め、外部からも高い評価を獲得しています。また、女性の活躍を支える仕組みとして育児サポート制度の拡充を進めるほか、女性社員の声を直接聞くワークショップを定期的に行い、環境改善につなげています。

年間集合研修実施回数

2017年
3月期
226回

カーライフアドバイザー
資格取得者数

2017年
3月末現在
9,892名

自動車整備士数

2017年
3月末現在
3,788名

自動車検査員数

2017年
3月末現在
1,558名

DBJ健康格付2017

日本政策投資銀行が融資条件の設定に用いる「DJB健康経営(ヘルスケアマネジメント)格付」において2年連続で最高ランクを取得

健康経営優良法人ホワイト500

経済産業省・日本健康会議が主催する「『健康経営有料法人2017』〜ホワイト500〜」に認定

環境経営人とクルマと環境が調和した社会のために

主な取り組みテーマ

  • 省エネルギーの推進と温室効果ガスの削減
  • 省資源の取り組み

当社は環境方針を定め、環境マネジメントシステムを構築・運用しています。事業活動による環境負荷の削減に向け、具体的な計画・目標を定め、実施状況を評価し、改善につなげています。
省エネルギー対策については、当社グループは、業務改善、効率化によるノー残業デーの実施など、各種活動プログラムを推進しています。店舗ではLED照明などの導入や屋根に遮熱塗装を施すなど、環境とコスト面を意識した店舗づくりを行っています。
省資源の取り組みについては、レジ袋の削減、PB商品パッケージの見直しなど、容器包装の削減を進めています。また、店舗ピット作業に伴うタイヤ・オイルなどの廃棄物は、遵法性が確保された産業廃棄物業者に委託し、適正に廃棄・リサイクル処理し、その遵守状況を独自に確認することで、適正処理に努めています。

CO2排出削減量

2017年
3月期
4,489t-CO2

※オートバックスセブン本社、地方事業所、直営店舗、ロジスティックスセンターの合計

容器包装利用量

2017年
3月期
153t

※オートバックスチェンおよび本部

店舗におけるLED照明、太陽光発電パネル導入例
(オートバックス大和郡山)

西日本ロジスティクスセンター(兵庫県三木市)内の遊休部分および同センター内建物の一部屋根を利用した太陽光発電を導入し、メガソーラー売電事業を推進

社会貢献地域と共にあゆむグループとして

主な取り組みテーマ

  • 地域社会への貢献
  • クルマ文化への貢献
  • その他の社会貢献活動

店舗が地域の人々に必要とされるインフラとなるために、地域貢献活動に力をいれています。その一環として、店舗に電気自動車(EV)用の充電スタンドの設置を進めています。また、一部の店舗では、災害時の帰宅困難者を支援する取り組みを各自治体と連携して行っています。ほかにも、店舗周辺の清掃活動など、地域に根ざした活動を展開しています。また、クルマ文化へ貢献するために、子ども向け職業テーマパーク「キッザニア東京」「キッザニア甲子園」への出展やモータースポーツの支援などを行っています。「ARTA Project(AUTOBACS RACING TEAM AGURI)」は1998年の設立以来、世界に通用する日本人ドライバーの発掘・育成から国内外のレースへの参戦など多方面の活動を展開し、レースの感動を通じたファンづくりに貢献しています。

電気自動車(EV)用
充電スタンド設置店舗数

2017年
6月末現在
103店舗

災害時帰宅支援ステーション
協定締結店舗数

2017年
6月末現在
359店舗

※自治体と協定を締結し、帰宅困難者へ水道水やトイレ、道路情報などを提供

電気自動車(EV)用充電スタンド

地域清掃活動

「キッザニア」のパビリオン「カーライフサポートセンター」では、子ども向けにピットが再現され、タイヤ交換などの車両整備を体感

ARTA(AUTOBACS RACING
TEAM AGURI)の活動は、2017年に20周年を迎えます

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