新規事業

将来の収益の柱を育成

事業ポートフォリオを多様化し、持続的な成長を実現していくために、新規事業への取り組みは、新計画の重要なテーマのひとつです。「車買取事業」「輸入車ディーラー事業」「BtoB事業」を中心に、当社グループの強みが生かせ、国内オートバックス事業とのシナジーが発揮できる車関連分野で、新たな成長の柱を築いていきます。

取締役 専務執行役員 海外事業統括 兼 新規事業統括 松村晃行

車買取事業

車買取専門店の出店を加速し事業を早期に拡大

車買取事業は、主に当社の直営店舗として展開していた車買取専門店を、新規事業と位置づけ、出店を加速していきます。 都市部で居抜き物件を利用し低コストで出店するのに加え、既存のFC加盟店の中に、当社が店舗の一部を間借りして出店することを計画しています。 人材面においても、グループ内店舗で買取査定の経験を積んだ社員を配置することで、早期の出店が可能です。 お客様のご自宅や勤務先などに訪問し査定・買取を行う「出張買取」も積極的に行い、競合との差別化を図っていく考えです。

輸入車ディーラー事業

BMWディーラーの収益拡大を軸に事業を強化

2015年4月に東京都池袋のBMWディーラーのM&Aにより参入した輸入車ディーラー事業は、2016年12月、栃木県のBMWディーラー(株)モトーレン栃木の株式取得により、合計で7拠点となり、2017年3月期は約1億円の黒字を計上しています。引き続き経営の質を高め、BMW拠点の拡大や他の輸入車ディーラーへの展開も視野に、収益の拡大に努めます。

BtoB事業

グループの強みを生かしチェン外の法人へカー用品の卸売を展開

「2017中期経営計画」における新たな取り組みとして、当社の取り扱う商品を、FC加盟法人だけでなく、ホームセンターやディスカウントストア、整備業者、中古車販売店などに卸売する事業を強化します。 これにより新たな収益機会を創出するとともに、販売数量の増大による商品原価の削減を通じて、国内オートバックス事業とのシナジーを発揮していきます。 また、当社連結グループの事業子会社コア-ズインターナショナル、パルスターにおいては、オートバックス店舗以外への卸売をすでに行っているため、こうしたチャネルも活用し、事業の拡大を図ります。 また、EコマースによるBtoB向けの部品販売の拡充も進めていく考えです。

TOPへ